通訳者の一般的な仕事の手順を紹介します。
仕事の内容をしっかり把握してから請け負います。
フリーランス通訳者の場合、登録している通訳エージェントのコーディネーターから、電話やメールで仕事依頼の打診がきます。
その際に簡単な説明があり(日時・所要時間・場所・内容・逐次か同時かなど)、通訳者はその説明を受けてスケジュールや自分の通訳能力レベルを考えて、請け負えるかどうかを判断します。
早いレスポンスを返すようにしましょう。
通訳エージェントから資料を受け取ります。
宅急便や郵送で、請け負った仕事に関する資料が送られてきます。
資料の内容は仕事によりいろいろで、会議やイベントの概要、スケジュール、主催者情報、スピーカー情報、スピーチ原稿などがあります。
ただし、このような資料は事前に全てがそろうわけではないので、自分で資料を集めて調べ物をする姿勢が大切です。
通訳をする内容について調べて、用語集を作ります。
通訳をするときは、語学力や通訳スキルに加えて、通訳する内容に関する背景の知識が必要になります。
資料集を読み込んで、専門用語や知らない単語を拾って用語集を作ります。
これまでの仕事で作成した資料や用語集は、コンピュータ上で管理したり、ファイリングをしておき、関連した別の仕事を請け負うときに再び利用できるようにしておきます。
資料を持参し、打ち合わせをして本番に臨みます。
30分前には現場に到着するようにしましょう。
可能であれば、事前にスピーカーとの打ち合わせの時間を取り、疑問点などを解消しておきましょう。
そして、いざ通訳が始まったら全神経を集中し、落ち着いて通訳をします。
たとえ失敗をすることがあってもパニックに陥らずに冷静に対処する度胸や、臨機応変さも通訳者には必要になります